マンションと一戸建てどちらがおすすめ?
それでは、マンションと一戸建てで悩んだ際に、どんな点に注目して比較するといいか、ポイントを紹介します。
利便性
利便性の面で比較してみると、一戸建て住宅よりもマンションの方が駅に近く立地条件が良い場合が多いでしょう。マンションは、ショッピングセンターが近くにある駅周辺に建設されることも多く、生活するのにとても便利だといえます。一戸建ての場合は郊外にあることが多く、場所によっては自家用車がないと生活に不便を感じる場合があります。
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住み心地
住み心地は、マンション、一戸建てともにそれぞれのメリットがあります。ワンフロアのマンションは、生活動線がまとまっているため、洗濯や掃除をする際に無駄な動きを減らせます。2階建て以上の一戸建て住宅の場合は、間取りを考える際に生活動線を充分に検討する必要があるでしょう。
一方で一戸建て住宅のメリットとして、独立しているためマンションと比較して騒音問題を抱えることが少ない点が挙げられます。ペットを飼ったり、音楽を楽しんだりする際にも必要最低限のマナーを守れば気兼ねなく行えます。子どもが走り回っても階下を気にする必要がなく、子育て世帯も安心して生活できるでしょう。
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デザインやリフォームの自由度
家をつくる際やリフォームのときには、マンションよりも一戸建ての方が自分の好きなように間取りやデザインを考えられます。敷地内に車を置くスペースを確保できたり、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りにしたりできるでしょう。またマンションは専用部分しかリフォームできません。その点においても、一戸建ての方が融通が利きやすいでしょう。
維持管理にかかる費用
マンションと一戸建て住宅において、共通してかかる維持費は固定資産税や都市計画税、火災保険などです。マンションの場合は、そのほかに修繕積立金と管理費がかかります。ただし一戸建て住宅の場合にも修繕費用が発生し、その費用は新築から30年間で約400~800万円ともいわれています。東日本不動産流通機構による首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2022年度)を見ると、月々の平均費用は、管理費が12,480円、修繕積立金が11,474円でした。修繕費を30年に換算すると約414万円となります。一戸建て住宅のメンテナンス費用は、劣化具合や使用している素材、管理状況などにより幅がありますが、ほぼ同じくらいの費用がかかるといえるでしょう。
資産価値
一戸建て住宅は、建物の資産価値がマンションと比較すると早く減ります。しかし、マンションとの違いは、土地の価値です。マンションは一戸当たりの土地割合が少ないため、時間とともに資産価値が下がりますが、一戸建ての場合は土地の価値は残るため、築年数が20年を超えても、地価が大幅に変動しない限り資産価値は大きく変わりません。そのため、長期的にみると一戸建て住宅の方が資産価値において有利になるでしょう。
参考元:東日本不動産流通機構|首都圏中古マンションの管理費・修繕積立金(2022年度)
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マンションと一戸建て住宅、どちらにもメリットやデメリットがあります。そのため、住居としてどちらを選択するのかは、自分たちのライフスタイルや家族構成、住みたいエリアなどから総合的に考えてみると良いでしょう。
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